横浜市港南区 ホット介護サービス

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なぜ心理学(交流分析)を学んでいるのか?
それは自分自身を知ることが必要だから

当社の目指す介護は、
「心身ともに苦痛を取り除き、毎日に楽しみを与える事が出来る介護」です。
「心身両面ケア」の基本となる態勢として必要なのは、「受容─その人の存在を受け入れること」と
共感─その人の考え方、感じ方を肯定的に理解すること」だと考えています。
自分を知る」ことはあくまでもそのためのベースづくりです。しかし、このベースをつくらずには、
「受容と共感」は表面的なポーズだけになってしまい、相手の心深くには届きません

2006年4月より交流分析理論(TA)の心理学を学び始め
2017年10月現在、11年が経過しました。
勉強風景
交流分析ってなんだろう?
皆さんは普段の生活において
人間関係がうまく築けず悩んでしまう
訳もなくイライラしたことがある
本当は仲良くしたいのに素っ気ない対応になってしまう
などといった経験はありませんか?

特に人間関係がうまくいかないと落ち込んでしまいますよね。
また、繰り返し起こることで諦めてしまうことも多いのが現実です。

それは皆さんの中に潜む「人間関係を築く癖」が原因かもしれません。
交流分析は「人間関係を築く癖」を発見、改善する心理学の1つの理論です。
I'm OK! You'er OK!
社員の感想
交流分析の中には、自我状態、ストローク、人生脚本や人生ゲームなどのジャンルがありますが
各ジャンルを受講したスタッフの感想をご覧ください。

自分の自我状態(エゴグラム)を知った感想は?
訪問入浴スタッフ 25歳
現場で感情的な利用者様やその家族との対応の際に、「A(アダルト)」を意識することができ、仕事の上でのストレスを軽減できるようになりました。
デイサービススタッフ 37歳
自我状態(エゴグラム)を学んだ事で、自分の言動や行動を客観的にみることができるようになりました。


人生脚本を学んだ感想は?
訪問介護スタッフ 51歳
自分でもわからないうちに形成された「人生脚本」によってその方の人格があり、現在の状況があるということ。
ご利用者様自身の「人生脚本」を知れば、本当の意味で「心のケア」ができると思いました。
訪問介護スタッフ 37歳
精神的に落ち込んだ時、「あぁ今、脚本の中にいるのかな」と認識ができるようになり、回復も早くなってきています。
私が別人になったわけではありませんが、私たちの目指す「自分OK・相手OK」の考えが幸福をもたらすことができると実感しています。

ゲームをしている実感はありますか?
デイサービススタッフ 41歳
以前の私は納得できない、許せないことがあった時は、対抗心を剥き出しにして衝突してしまう傾向がありました。
講座を受けて、衝動的な怒りを感じるのは、脚本に基づいた「ラケット感情」であった事に気づきました。
利用者様の表情の内に秘められた感情に着目して、相手の立場に立った視点でサービスを提供したいとおもいます。

デイサービススタッフ 50歳
その場にいない人の文句を言われる方がいました。
文句を言う事で、日々の寂しさや虚しさを私たちに訴えているのではないかと感じました。
利用者様の声にならない訴えを汲み取り受け止められる様に努力しています。


TATと心理学講座(全6回)を終えて
 株式会社樂さんの介護施設「ラベンダーの丘」では、過去何回も講座を担当していますが、今回の心理学講座は、上永谷の職員さんも含め、全職員さん出席のもとに行われ、内容もこれまでの講座より一歩踏み込んだものとなりました。職員の一人ひとりが心理学を学び、自他への洞察を深めることで、「心身両面からの介護」を実現することが目的でした。講座を行う前に全員にTATを受検させるという大胆な試みには、正直びっくりしましたが、自己洞察を深めるうえで、これは本当に効果的でした。

 対人援助職に何よりも必要なのは「自己覚知」であるとは、良く言われるところです。「自己覚知」とは、自分自身を良く知るということですが、この場合の自分自身というのは、普段意識している部分だけでなく、無意識の領域を含めた自分自身のことです。そこには、その人にとって意識し難い感情や防衛がぎっしりと詰め込まれており、気づかぬうちに言動を左右しています。人間はどちらかというと、意識より無意識に動かされることの方がずっと多く、自分の無意識に踏み込んでその様相を見つめないことには、真の「自己覚知」には至りません。無意識が人間に与える影響の大きさを理解することが、自己理解を基盤とした他者への理解につながると言えましょう。そこで、今回の講座では、「無意識の領域への理解」を主眼に行いましたが、TATの体験がこの理解を促進するエンジンの役割を果たしていたことは明らかです。私が受検後のフィードバックで伝えたことを皆さんが逃げずに受け取ってくださったことが改めて分かりました。

 交流分析理論をベースにした講座では、基本の「自我構造と機能」から、「禁止令」「対抗禁止令」「ラケット」「ゲーム」「脚本」といった難しい概念も扱いましたが、皆さんの感想文を読むと、予想以上に深く理解し、自分に引きつけて捉えることができているのに驚きました。また、仕事においても積極的に活用して、介護のクォリティーを高めることに取り組んでいる様子がひしひしと伝わってきて、講師を務めた身としては、何とも嬉しい限りです。 レポートの中には、今後の課題を挙げているものも幾つかあり、大変参考になりました。「脚本のフローチャートがつくれないか」とか、「認知症の方の脚本の内容はどうなのか」とかは、介護職ならではの問題提起ですね。また、「脚本を意識する段階から脱却する段階への移行」という点については、まだ実感が足りないという方もいたようです。これらの課題は、私にとっても非常に興味深く、今後是非皆さんとともに考えていきたいとの思いを強くしました。

 「心身両面ケア」の基本となる援助職の態勢として不可欠なのは、「受容─その人の存在を受け入れること」と「共感─その人の考え方、感じ方を肯定的に理解すること」だと私は考えています。「自己覚知」はあくまでもそのためのベースづくりです。しかし、このベースをつくらずには、「受容と共感」は表面的なポーズだけになってしまい、相手の心深くには届きません。今回の講座で何よりも私が強調したかったこのことを、皆さんがしっかりと受け止めて受講してくださったことに心から敬意を表し、今後の展開に期待したいと思います。

NPO法人キャリア・サポート・ネットワーク 新地加奈枝 先生
新地 加奈枝 先生
NPO法人キャリア・サポート・ネットワーク
社会福祉士
日本カウンセリング学会 認定カウンセラー
http://www.npocsn.jp/
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